2017/06/21

エギーユ・デュ・ミディ展望台 (Alguille du Midi)

(スイス旅行 - 日記編 Day 2nd)


到着したジュネーブ空港のホテルで一泊し、今朝バスでシャモニー・モン・ブラン(Chamonix Mont-Blanc)へ移動。シャモニーに到着後すぐにロープウェイでエギーユ・デュ・ミディ(Alguille du Midi)展望台へ。眼前には、積雪の深さまで案内板と全く同じような光景が広がっていた。

エギーユ・デュ・ミディは、モンブラン山頂を最も近くに見ることができるという観光名所だが、展望台のある標高3842mは我が生涯で最も高い地点に立ったということになる。酸素濃度も平地の65%と薄く、未経験者はあまりはしゃいで走り回ったり、長時間の滞在はよろしくない、とのガイドさんからの忠告もあり一時間ほどの滞在で下山した。

標高差2800mを一気に駆け上って展望台に至るこのロープウェイが完成したのは1955年。黒部のトロッコ電車にも感心したが、シャモニー針峰群の尖った岩場の先端にまで観光客を呼び込もうとする熱意はそれにもまして感服する。

シャモニーの街に下りるとうだるような暑さ。今週は欧州全域が記録的な熱波に見舞われているそうで、標高1037mに位置するシャモニーの街角の温度計も33度を表示していた。

(シャモニー泊)