2021/07/02

バードバスへの雨水引水工事

雨水タンクを設置するまでの中継ぎ対策として、屋根からの雨水を野鳥の水飲み場へ誘引するための簡易水路工事が今日で一段落した。

幸いこの数日間は雨天の日が多く、それも霧雨、小雨、雨、大雨、豪雨、. . . と降り方が目まぐるしく変わり、屋根からの雨水の落下地点、地上での流れ方、U字溝・トンネル溝の水流、土砂・枯葉の詰まり具合などがつぶさに観察できたのは良かった。
これで水場として最低限の水量は確保できそうなので、本来の雨水タンクプロジェクトは、納得のいく構想が固まるまでしばらくの間先送りにする。

池から溢れる水は、多摩川から拾ってきた玉石の斜面を流れ、岩の周囲に小さな湿地ができるようにした。その湿地域には、ヤマワサビ①、サクラソウ②、ニリンソウ③、アズマイチゲ④、ヤマラッキョウ⑤、クリンソウ⑥など、これまで敷地内のあちこちに散らばっていた水を好む植物を集め、池の大岩には"けと土"で何種類かの苔とイワヒバ⑦を張りつけた。