昨日の鷲鷹ウォッチングの時に見かけたアサギマダラ。標高1600mの白樺峠のはるか上空を風に流されるように飛んでいた。九州や沖縄、あるいは、台湾への渡りの途中なのだろうか?思わず「ガンバレ!」と声をかけた。
「タカの渡り観察ガイドブック」(文一総合出版刊)によると、クマタカとほほ同じ時期に、秋の渡りのアサギマダラが白樺峠を通過するそうだ。飛翔する陰影をワシタカと見間違うこともあるらしい。(右スケッチも同書から)
そして、ここ数日山荘の庭で頻繁に見かけるアサギマダラ。もうとっくに花期を終えたタムラソウやサラシナショウマの花で羽根を休めているがいまひとつ元気がない。旅立ちは断念し、ここを終の棲家と決めたかのだろうか?
こちらにも同じように「ガンバレ!」と声をかけたくなる。