今回は誘導板には見向きもせず、蜂雲は上空へと移動する。そこで、吉田翁の知恵を実践してみるチャンスとばかりに上空に散水開始。
でもこの条件であれば、誰かのサポートさえあれば捕獲できそうだ。近くに住むログビルダーMS氏も緊急コールを快諾し、すぐに駆けつけてくれることになった。
MS氏は既に分蜂群捕獲の経験もあり頼りになるサポーター。MS氏の手伝いと、隣家WZ氏から借受けているミドリ安全ベルトさえあれば;
①まず6m2連梯子で蜂球直下の枝(青◁印)まで登り、
②あとの1〜2mほどは枝を伝って蜂球に近づく。そして、
③捕獲ネットで静かに掬い取る。
という形がとれそうだ。
. . . ということで、準備万端整えて再び現場に戻ってみると蜂球が消えている!こんなに短時間の蜂球移動は初めての経験。カラマツの幹に逗まっていたのは25〜30分しかなかった。
冒頭での散水が、「今日はにわか雨がありそうだ。引越しは早いうちに済ませてしまおう」、とミツバチ達に間違ったシグナルを送ってしまった(というわけでもないだろうに。)