長野県諏訪郡富士見町瀬沢の諏訪神社御神木巣箱、熟慮した結果内部はやはりトップ・バー方式にした。
上半分に立方体空間を掘り、上部に全長320mmのバーが10本並ぶ。バーの幅は30mm。バーの両端に1.5mmの湿気抜きの隙間を作るのでバー中心線の間隔は33mmになる。
しばらくは庭に置いて切削部分を風雨に晒し、来春には分蜂群を入居させる予定だ。
屋根は御神木にふさわしいデザインにしたい。同時に天井裏には「保温」と「換気」が両立する機能を持たせたい。昔の蚕部屋からなにかヒントがつかめそうな気がしているのだが?
(右写真は横浜市農村生活館みその公園の横溝屋敷蚕小屋)