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タイトルの“日本重い腰"は、因果関係が100%証明されるまではアクションを取ろうとしない日本政府を、科学的に十分証明されていなくても疑いがあれば早めの対策を取る「予防原則」のEUに対比して評したものだろう。でも重い腰は日本の政府だけでなく大手マスコミも同様だ。
今回のEUの新方針について、海外のネットやマスコミは議論の段階から頻繁に報じ、使用禁止の方向が固まった先月の4月末の時点で、BBCやThe Independent誌を始めとする海外の多くの新聞・TVが一斉に報じた。
一方、日本の大手新聞やTVは、CCD(蜂群崩壊症候群)や交配用ミツバチ不足問題ではあれだけ大騒ぎしたのが嘘のように、この農薬禁止問題では動きが鈍い。いつもの“後出しジャンケン”症候群なのか、あるいは、経団連会長を出しているネオニコチノイド系農薬メーカー住友化学への"思いやり"なのか?そんな中で、日本で最初にこの問題を詳しく取り上げたのは(自分の知る限りでは)インターネット放送局のビデオ・ニュース・ドット・コム。5月3日のことだった。