12:12 中花畑群の一次分蜂の飛翔が始まった。
蜂球形成場所は、コナラ高所→同じコナラの中段→直ぐ隣にあるクリの低所と2転3展。最終的には地上高2メートルほどの栗の木の太枝に。
同じ樹にはミツバチ好みの古竹素材の誘導板が準備されていたがそこは嫌ったようだ。取込み作業用にと、既に立てかけられているアルミの梯子が気に喰わなかったのかもしれない。
大失態!
一度はきれいに捕獲ネットに取込んだ蜂球。掴んでいた針金取手が手の中で滑っりネッ トに与えたショックで中の蜂塊が地上に落下!
バラけた蜂群は大混乱を来たし、まだネットの中に残っていた蜂球の一部、元の蜂球場所に再び集結したグループ、ネットの外に集り出したグループ、と三箇所に分散してしまった。
様子からすると女王蜂がネット内にいることを確実なようだ。一からやり直しの作業でネット内にほぼ全群を取込んだ後、日が西に傾いて来た頃を見計らって巣箱への 移動作業をスタートした。
判断ミス!
ネット下部開口部を巣箱巣門に密着し、ネットを下方向に傾斜させ、上方向へ移動する習性の蜂が自分達でソロゾロとネット内壁を登り巣門へ入って行って巣箱に入ってくれる、と いう算段だ。
通常は、巣箱の蓋を開けて捕獲ネットの中の蜂球を一気にふるい落とすが、今日はあまりに刺激を与え過ぎた。これ以上の混乱は避けマイルドな方法で、という小さな善意での判断が今日2番目ミスとなった。
巣門付近まで追込んだが、ミツバチは巣門前に塊、巣箱の中に入るのをガンとして拒んでいる。やむを得ないので今夜はこのままで夜を過ごさせ、明朝の様子を見て次の手を考えるしかない。