急いで山荘に戻った時には、分蜂群は既にサラサドウダンに設置した誘導板に蜂球を完成していた。(09:48)
今朝、待受巣箱をチェックした時には偵察蜂の姿は見かけなかった。ということは待受巣箱に入ってくれる可能性は低い、と判断し強制捕獲の方針を決定。
地上からわずか 140センチの誘導板。その上E氏の手助けもあって取込み作業は至極スムーズ。一匹の蜂を傷つけることもなく、一匹の蜂を逃がすこともなく(と思う)、約15分間で全ての作業は完了した。
使用した巣箱は府中可 ナル舎で購入したをた楕円体丸太。それに、吉田翁の知恵を拝借したトップ・バーを取付けたTBH型巣箱。
ニホンミツバチがこのTBH(Top Bar Hive、上桟式巣箱)にどのような巣作りをするのか?
+ + + + +
今日の功労者はE氏。
初めての分蜂群捕獲作業だったが、ネットを冠った姿は既にプロの雰囲気。
もちろん、オス蜂の行動から分蜂時期を的確に予測し、シンガポールまで緊急通報を入れてくれた八ヶ岳農業通信員K氏の影の貢献も忘れるわけにはいかない。
(カナルシャ群と命名)