ここ数日、野鳥の水場が水汲み蜂で賑わっている。
「ABC and XYZ ...」によると、ミツバチが水を必要とするのは . . .
(a) 固まったハチミツを溶かすため。
(b) 食料や巣材を作るための素材に使う。
(c) 幼虫に与える蜜を水で薄める。
(d) 夏の暑い日、巣内に水を撒いて巣内温度を下げる。
. . . と記述されている。今の時期(d)は考えにくいので、(a)、(b)、(c)のどれか(あるいはその複数)の理由からだろう。
さらに、同書には . . .
- 自然の流水が少ない地域では、ミチバチは巣房に水を貯めたり、特定の蜂が体内に水を蓄え、あたかも給水タンクような役割を果たす。
- 水を大量に必要とするシーズンには、花粉や花蜜集めはしないで、水汲みだけで一生を終える働き蜂もいる。
- 花蜜の採取時と同様、尻振りダンスで水のありかを他の蜂に伝える。
- 冬期間もミツバチにとって水は必需品。
泉ライン道路より高度の高い位置にある山荘では、八ヶ岳の雪解け水は伏流水になり、地表には流れ出てこない。その上、冬期間、屋外の水は数月間にわたって結氷してしまうのでミツバチが使えるような水場や小川は皆無になる。これまではほとんど配慮していなかったが、給餌と同様、給水についてももう少し考慮する必要があるのかもしれない。